何か新しいことを始める時に「失敗」はつきものです。
栄光を掴んでいるスーパースターのイチロー然り、僕の周りの起業家の方達然り、一見華やかに見えるあの人も確実に失敗を積み重ねています。
つまり失敗なくして、成功は有り得ないということです。
しかしこの記事を読まれているあなたが、もし「失敗」というワードに対してネガティブイメージを持たれていたら騙されたと思って最後まで読んで下さい。
記事を読み終えた時に「あなたの失敗に対するネガティブイメージ」を根底から覆せることができる自信があります。
まずは実益も兼ねて、僕が転売をしてきた中での失敗談を商品ごとの実例付きでご紹介していきます。
実際に扱ってクレームに発展した商品例
①ReFa リファ カラット

有名どころですね。
女性の美顔ローラーとして圧倒的な支持を得ている製品です。
こちらの商品はメーカー規制が厳しく、アマゾン内の販売品をメーカーが購入し真贋を確認しておりますので取り扱いは絶対に避けてください。
僕も知らずに贋作を購入・販売してしまい、キツいお叱りを受けたという経験があります。
世界的に偽物が出回っているので商品型番問わずに要注意です。
②ハダクリエ

こちらも美顔用品となりますが、リファ製品と同じく偽物が世界的に出回っている商品になりますので取り扱いはNGです。
メルカリなどのフリマアプリで検索すると高利益が取れる商品がすぐに見つかりますが、基本的に偽物です。
僕も実際に偽物を購入をしてしまったことがあり、製品のゴールド部分の色味が少し異なっていたり、商品パッケージにもおかしな部分が見受けられました。
その時の発送元は大阪府のりんくうでしたので、外国語の送り状の跡があったりと輸入した商品をそのまま発送しているような状態で怪しさ全開でした。
発送元が大阪のりんくうであった場合はほぼ確実に偽物ですし、取引メッセージの相手も片言ですのでまずは取り扱いしないことをオススメします。
ちなみに偽物を見分ける情報はネットで簡単に調べられます。
③OEMサプリメント各種

添付のような定期購入コースの初回特典で高利益をとれる「OEMサプリメント」類ですが、ライバルが多いうえにクレームがきやすいので注意が必要です。
OEMメーカーの販売戦略の中に、しっかりと違法転売に注意するというマニュアルがあるくらいなのでこちらも取り扱いしないことをオススメします。
しかしサプリメントはそのサイズの小ささと回転率の速さから、主力商品にも成り得る商材です。
取り扱いたい場合のオススメ手法は「メーカーから直接購入せずにフリマアプリ上で購入する」です。
直接メーカーから購入をすると住所などが顧客リストとして登録されてしまい、そこからメーカーがアマゾンなどの販売者一覧から不正転売者を特定するという流れでクレームに至ります。
転売に限らず、失敗とはデータである
僕が今まで実際に受けてきたクレームの一部を書き並べましたが、いかがでしょうか?
やはりクレームは怖い、できれば受けたくないと思うのは当然ですよね。僕も同感です。
しかしこのクレーム然り、赤字販売然り、不良在庫然り、実は全て失敗ではないのです。
なぜなら、失敗とは経験値でありデータだからです。
確かにその場面場面だけで見れば不利益を被ってしまうので失敗と捉えがちですが、前へ進む為の経験値と捉えてください。
この考え方が稼ぐうえで非常に重要になってきます。
赤字販売も客観的に見れば「販売額が仕入額を下回ってしまった」という事実のみです。それ以上でも以下でもないのです。
物事を全てデータと捉えることができれば一喜一憂することもなく、成長速度は急激に加速します。
失敗をせずに、データを得れずにそのままいってしまうと非常に危険なんですよね。
スキーも自転車も、転んで痛みを得ることで学びます。あ、転んだら痛いんだな、と。
この想定がないままスピードが出過ぎると、制御が効かなくなってしまった時に大怪我をしてしまいます。
転んだら痛いと分かっていればスピードを出し過ぎることもないわけで。
そう考えるとこの転んだ経験は「失敗」でしょうか?
いいえ、『データ』なのです。
失敗は成功における必要条件
あなたが思う成功とはなんでしょうか?
大金持ちになること、家族との大切な時間を得ること、自由になりたいなどあなたなりの「成功」が存在すると思いますが、その成功を叶える為には無数の「失敗」を乗り越えなければなりません。
しかし僕たちは何かを始める時にリスクや失敗したらどうしようと考えてしまいます。
これはあなたに自信が無いとかそういった問題ではなく、国民性のようなものです。
脳科学者である中野信子さんも「日本人は世界一心配性な国民」と提唱しています。どうやら遺伝子的な側面が大きく関与しているようです。
そして人間には本能的に安定を求める欲求も存在しますので、ここで心配性な自分を卑下してしまう必要はありません。
僕も思っていました。
副業を始める時は「会社にバレたらどうしよう」と悩みましたし、転売を始める時も「不良在庫を抱えてしまって稼げなかったらどうしよう」と悩みました。
行動してもいないのに、稼いでもいないのに、いっちょまえに悩みだけは持つんですよね。
そして心配性で行動に移せない自分を責め、落ち込む。こんな負の連鎖の日々を過ごしたことを今でも鮮明に思い出します。
そんな時はこう思いましょう。
ああ、僕が悪いんじゃないんだ。遺伝子が悪いんだ。母ちゃんのばかやろうですね。大豆じゃないんだから遺伝子なんて組み換えられませんよ。
稼ぐうえで他責は結果を遠ざけますが、精神安定の為に一時的に他責にするのは問題ありません。これはテクニックです。
新しい行動の先には必ず失敗があります。
だって初めてやるんですから。
ですので最初からうまくいくと思わなければ随分と気持ちが楽になります。
ここで最初から失敗させる為だけに行動を促すのか!?とツッ込んでくれた方は鋭い。その指摘もごもっともです。
ただここでご理解頂きたいのは「どれだけ失敗できたか」=「どれだけ行動できたか」です。
成功者ほどこのトライアンドエラーの量が凄まじい。行動量なくして成功はありません。
つまり失敗は成功の必要条件なのです。
失敗はデータ、そもそもこの世に失敗などありません。概念自体が無いのです。
蓄積していきましょう。大容量ハードディスクのように。